仏壇は陰、神棚は陽のものになりますのでそれぞれ置くべき場所と向ける方位が違ってきます。
<仏壇>
・南に置いて北を向ける。
・東において西に向ける。
昔からの仏間は立派ではあるけれど、あまり人気が無く寒々とした場所であることが多いものです。ちょっと想像してみてください…仏壇とは亡くなったご先祖様が入っている場所で、やがては自分も入る場所となるわけです。そうなると人気のない仏間に置かれるよりも、リビングや家族が集う場所においてもらうほうが数段嬉しいはずですよね。
日蓮宗の大僧正もおっしゃっておられましたが、仏壇はぜひリビングにおいていただきたい。
<神棚>
・北に置いて南に向ける。
・西において東に向ける。
神棚は明るく静かな高い場所に置きたいものです。また神様のいらっしゃる場所ですから、2階から神棚の上を踏むような場所には置かないようにしましょう。家の新築、増改築した時、結婚して新居を持った時、子供が生まれた時などに、お祀りをはじめると良いでしょう。