「風水」とは、2千年以上の歴史を持ちます。古代中国で、自分たちが生活している土地や地形、風景をよく観察し、それが自分たちの生活にどのような影響を与えているかを調べたことが始まりだとされています。
その後、長い年月をかけ「どのような土地や住居に住めば良いのか」「住宅の造作をどのようにすれば気が集まるのか」「いつどの方位へ移れば気が整うのか」などの知識を体系化し、調整するための技術をつくり上げてきました。
中国の歴代国家の首都は、すべて風水をみて造営されたと言われ、同時に「気」というエネルギーの思想に基づいた医学、科学、運命学、建築学が盛んに行われるようになりました。
現代科学では、この目には見えないエネルギー「気」=「地(じ)電流(でんりゅう)(土の中を流れる微弱な電流)」であると実証しています。この地電流から作り出される磁場は、私たちの「脳」を刺激し「心」や「体」に深く影響を及ぼします。
「古事記」でも述べられていますが、「風水」には昔から「埋(まい)炭(たん)」と呼ばれる開運法があります。土地に炭を埋めることで「気」=「地電流」を引き寄せ、「イヤシロ地」と言う、生命が元気になる場所をつくり出すのです。
ある一定以上の値で磁場が安定している土地では、ストレスがなく動植物の細胞が活性化されます。そのような土地で生活すると、私たちは「心」も「体」も健康になり、本来持っている能力を最大限に発揮できます。