四柱推命学とは、中国で生まれた人間分析学の一つで、生まれた年・月・日・時の4本柱からその人の「宿命・運命」を知る方法です。
「宿命」とはその人の持つエネルギー量と才能、「運命」とはその人の人生の流れ、人生のバイオリズムのことです。
なぜ「風水・家相」に四柱推命学が必要なのか中国の古い言葉にこうあります。
一 「命」、 二 「運」、 三 「風水」
意味は…
初めに「生まれ持った宿命」を四柱推命により知る事、
次ぎに「いつ、どんな運と出会うのか」を推し量る事、
最後に「風水ー家相」を使い開運する事。
この言葉は 『風水・家相』を考えるうえで、まず必要なのはその人の「命・運」を知る事であると施術の順序を伝えています。
医者に例えるならば、「四柱推命」は内科診断であり、「風水・家相」は処方箋であると言えるでしょう。
まず、内科で診察を受け自分の体力や症状を知ったうえで、薬や注射などの治療を施すのであって、いきなり治療を始めてしまうのは効果がないばかりでなく、大変危険だと考えます。
では何故「風水・家相」だけが一人歩きしているのか?
それは「四柱推命学」が大変奥深く体得するのが難しい学問であるため、簡単な「風水・家相」の処方だけを取り入れようとするのです。
今流行りの「風水・家相」の多くがそうであることを残念に思います。
皆様に知っていただきたいのは、本来の「風水・家相」というものは万人に共通するような単純なものではないということです。
ご家族一人一人の個性が違うように、建てる家によって「風水・家相」の取り入れ方は違います。