家相図を見るためには、家の中心を正確に割り出す必要があります。
家の中心の求め方は以下のようになります。
基本的には、建物の四隅からひいた対角線が交わる点が
中心となります。
図①
張り欠けがない場合は
四角形の対角線の交点が中心となります。
図➁
張り欠けがある場合は、張りの大きさを見ます。
張りの幅が一辺の3分の1以上の場合は
張りと欠けの面積が埋め合わせられる位置から
対角線を引き、交点を中心にとります。
図③
張りの幅が一辺の3分の1以下の場合は
張りの根元を基準とした四角形の対角線
の交点が中心となるります。
図④
張り欠けの形が複雑な場合も同じ考え方です。
張りの面積で欠けの面積が、埋め合わせられる位置を求め、
そこから引いた対角線の交点を中心にとります。
家相では、張りはプラスに、欠けはマイナスに作用します。
張りをつくれば必ず欠けができるわけですが、
図➁のような一辺の3分の1以下の張りは『程よい張り』と言われ、
張りのプラス作用のみがもたらされ、欠けのマイナスは存在しない
理想的な張りの形になります。