高校生の息子さんの引きこもりが心配というS様からのご相談で、家相鑑定を行いました。S様邸では次のような家相上の問題がありました。
・鬼門上にトイレがあること
・北西が大きく欠けている
・1階が車庫になっている
鬼門上のトイレは家庭内での問題を招きます。また北西の大きな欠けは、ご主人が家庭内で力を持たない家庭となります。最後に今回一番の原因であると考えられる1階の車庫スペースです。
このように一階が車庫で真上がリビングや子供部屋といった家をよく見かけます。駐車スペースをとる余裕がないため仕方がないのですが、風水的には凶相になります。と言うのも、車が出入りをする度に土地の地場が乱れ、その上に住む人の精神状態にマイナスの影響を与えるからです。
実際に、こういった間取りの家に住むご家族からのご相談が少なくありません。車庫の真上の部屋はできるだけ居住スペースにせず物置で使うようにするほうがいいようですが、やむを得ない場合は、太喜を使って磁場の乱れによる影響を受けないように対策をとっています。
今回の場合は駐車場、鬼門上のトイレに太喜を埋炭し、2階にある息子さんのお部屋と2階のトイレ、家の中心に太喜を置くことで磁場の安定をはかりました。
埋炭を行ってから間もなく、息子さんの様子が変わり始め、自分から部屋から出てきて家族と一緒にリビングで過ごして、会話の時間も持てるようになったそうです。精神的にも落ち着きはじめ、現在は学校にも通っているそうです。